20040630

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はじめに


私が見学に伺ったときに、入り口を入ってすぐに、3人の職員の方に迎えていただきました。これには、本当に驚きました。なぜか、と言えば「この規模の図書室に職員が三人」というのは、いままで何校も回ってきた経験からは考えられない出来事だったからです。
3人の方は、学校司書以外に司書教諭の先生と、あと、お一人(すいません。どのような立場で図書室にいらっしゃるのか、失念しました)いらっしゃり、全員が専任だそうです。

学校司書

鳥取県では数年間かけて県立高等学校の図書館(室)に学校司書を配備する計画を実施していたそうです。学校図書館法の改正によって司書教諭を(ある一定以上の規模の)すべての学校に配備するという話は何度も聞かされ、また自分の授業でも司書教諭を目指す学生に対して「就職がしやすくなるかもしれない」という文脈で話をしてきました。しかしながら、学校司書をあえて配備するとは初耳だったので、かなり驚きました。鳥取県の学校司書配備計画は今年度が実施の最後の年らしいのですが、この学校の学校司書の方も今年の4月より配置された司書さんだそうです。また、最近、慶應の図書館情報学科出身者で鳥取県のとある県立高等学校の学校司書に転職された人の話も聞きました。

そして、学校司書の方がいらっしゃるためか、鳥取商業の学校図書館は小さいわりに(正直ですいません)、とても明るく、きちんと運営されているという印象でした。

学校図書館の話

いくつかの授業でも話をしてきたことですが、ほとんどの人にとって、基本的に学校図書館は自分が出たところのことしか知らないものです。このように教育実習巡回指導と言う機会によって多くの学校図書館を訪問することができて、はじめて、学校図書館にはピンからキリまであるということを認識しました。公共図書館で、一番良い印象の館と一番悪い印象の館の間の差をプラスマイナス10点で表せるとすれば、学校図書館の良い悪いを表すためにはプラスマイナス100点の幅を持たせる必要があると思うぐらい、活発な明るい学校図書館とそうでもない学校図書館には差があります。

とにかく、明るい雰囲気の図書館がある学校をで学んだ人は学校図書館、ひいては図書館全般に対してよい印象を持ち、その後も積極的な利用者になるでしょうが、一方で、逆に暗い誰も使っていないような学校図書館を経験した人は図書館に対してあまりよい感じを持たなくなり、結果として図書館を使わなくなる恐れがありそうです。その意味で、学校図書館は図書館業界にとって非常に重要なものじゃないかと思いますが、現実的には、図書館業界の人も学校図書館をけっこう軽視していがちな気がいたします。

カウンター周辺

カウンター周辺には多くのぬいぐるみがありました。どうもUFOキャッチャーでのぬいぐるみのようですが、なぜ?と伺うと学生さんがくれたものだそうでした。ちょっと違和感がないわけでもありませんでしたが、人気のある図書室らしいことだなぁ、と思いました。


出身者の作品

鳥取商業出身の谷口ジロー氏の作品だそうです。たとえ、なかなか扱いの難しい図書館資料である漫画だとしても、このような社会派というかまじめな作品を中心に活動している作家だと、書架に並べられます。

counter.jpg entrance.jpg library.jpg shelf01.jpg shelf02.jpg

最終更新時間:2004年09月25日 22時00分02秒