目録とは

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 概要


 定義

  • もくろく 【目録】(大辞林より)
    1. 書物の目次。また、叢書の内容一覧。「文学全集の―」
    2. 所蔵している、または出品されている品目を整理して書き並べたもの。カタログ。「展示品の―」「新刊書―」「財産―」
    3. 贈り物の品目を書いたもの。実物の代わりに渡すことにより、その品を贈る意志表示をする。
    4. 武術や芸道を弟子に伝授し終わったとき、その名目などを書いて与える文書。
    5. 贈り物としての金。「いはぬ色なる山吹の花を包みし―も、明けては見ねど五十両/歌舞伎・天衣紛」

  • 目録(「研究社英和中辞典第六版」より)
もくろく 目録
1 商品などの〉 a catalog(ue); a checklist; 〈財産・在庫品の〉 an inventory
・目録を作る make [draw up] a list [an inventory] 《of》
・目録に載せる catalog 《articles》; put 《an item》 on [in] the catalog; 〈図書
 館で受け入れ図書を〉 accession 《a newly bought book》
・目録に載っている be (listed) in the catalog.
2 〈目次〉 contents; 〈人名などの表〉 a list.
3 〈結納の〉 a list of betrothal presents.

  • 目録(日本図書館協会用語委員会編「図書館用語集」改訂版)
    • 「一般にある種の物品を、簡潔に表現してリスト化したもの(カタログ)をいい、図書館では図書目録ないし資料目録の略称として用いられる。・・・狭義には、あるコレクションや図書館の所蔵資料を、統一的構成方針に従って、しかも典拠ファイルで統制しながら記述・作成した記入(entry)を一定の順に排列して検索できるようにした集合体(ファイル)をさし、すなわち自館の所蔵目録のことをいう。・・・」

  • 目録(「日本目録規則1987年改訂版」)
    1. 一図書館または図書館グループが所蔵する図書館資料の目録記入を各種の標目(タイトル、著者、件名、分類記号)を検索手段として、一定の順序で排列したもの
    2. MARCレコードのファイル

  • ここでの定義
    • 目録は文献リストであるが、書誌データとともに所蔵データを収録

 所蔵目録と総合目録

所在データとは資料の所在を支持する請求記号や所蔵館名などを指す

  1. 所蔵目録(単館目録)
    • 特定の図書館に所蔵されている資料を対象として作成される目録
  1. 総合目録
    • 複数の図書館で所蔵されている資料を対象として作成される目録

 カード目録とオンライン目録

  1. カード目録
    • コンピュータ以前に使われていたカードを使用した目録
  1. オンライン目録
    • OPAC:Online Public Access Catalog



 記述目録と主題目録

目録の内容からの類別

  1. 記述目録
    • 書名目録、著者名目録
  1. 主題目録
    • 分類目録、件名目録
  1. その他
    • 辞書体目録[1]

 用語[2]

  • 目録【もくろく】catalog
    • “(1)一図書館または図書館グループが所蔵する図書館資料の目録記入を、各種の標目(タイトル、著者、件名、分類記号)を検索手段として、一定の順序で排列したもの。(2)MARCレコードのファイル”(『日本目録規則1987年版改訂版』用語解説)。通常、所蔵機関が図書館以外の場合にも目録と呼ぶ。日本の習慣では、書誌と目録を混同して用いることが多い。特定のタイトル、特定の著者の著作、特定の主題に関する資料を探し、現物を入手したいときに利用される。図書館のカード目録は、標目により、著者目録、タイトル目録、分類目録、件名目録などの種類に分かれている。

  • 目録カード【もくろくかーど】catalog card
    • “カード目録を構成する個々のカード。通常、目録用の国際標準カード・サイズ、縦75mm、横125mmのものを用いる”(『日本目録規則1987年版改訂版』用語解説)。このようなカードサイズの統一化には、印刷カードの普及が大きく寄与したといわれている。

  • 総合目録【そうごうもくろく】union catalog
    • 複数の図書館あるいはコレクションに収蔵されている資料の書誌データを、一つの体系のもとに編成、排列し、所在を示した目録。所在は、通常は所在記号で示される。目録を作成するために協力した館種、地域、また収録対象となった資料(図書、逐次刊行物など)や主題などによって類別される。日本では、大学図書館を中心として約850機関(1996(平成8)年)が参加する『学術雑誌総合目録』(1953- )が代表例である。また学術情報センターの「目録所在情報データベース」やOCLCのWorldcatは電子的な形態の総合目録の例である。

  • オンライン目録【おんらいんもくろく】online catalog
    • 機械可読の形式で書誌的記録(MARCレコード)をコンピュータシステム内に蓄積し、接続した端末機を介して、直接に対話方式によりそれらのレコードを検索および更新できる目録。CD--ROM目録と合わせて、コンピュータ目録とも呼ばれる。今日では、書誌ユーティリティ等と接続して目録作業を行い、必要なデータをダウンロードする、あるいは登録データを一括して磁気媒体等で受け取るなどして、自館の書誌的記録を保有するオンライン目録システムも多い。また、その蓄積されたデータを「オンライン閲覧目録」システムに渡し、利用者の検索に提供するシステムも多い。その長所として、多数の検索項目が設定できる、多様な検索方法が利用できる、レコードの追加・修正等が即時に行われる、他システムで作成された書誌データ等の流用や他システムとのデータ交換が比較的容易である、カード目録等に比べ場所を取らないなど多くの点があげられる。

  • 記述目録法【きじゅつもくろくほう】descriptive cataloging
    • 図書館の目録作成において、対象とされた資料の特徴を記録し、資料自体の代用となる書誌記述の作成と、記述を検索するための見出しとなる標目(アクセスポイント)の選定と形の決定、それらから構成される書誌的記録の排列等にかかわる目録法。ここでの標目は、資料自体すなわち記述から客観的に得られる情報に基づく著者やタイトルの標目に限られる。

  • 主題目録法【しゅだいもくろくほう】subject cataloging
    • 目録法とは、書誌的記録作成のための諸種の作業のことであり、そのうちの主題に関する記録作成にかかわる側面を主題目録法という。この作業は、主題情報にかかわり、主題分析とその結果の分類記号および件名標目の付与が中心となる。この作業によって、主題からの検索が可能になる。主題目録法と記述目録法とを併せた作業が、一般に目録法といわれている。
  • [1]タイトル標目、著者標目、件名標目の各目録記入と、参照とを混排した目録(「日本目録規則」より)
  • [2]日本図書館学会用語辞典編集委員会編. 図書館情報学用語辞典. 東京. 丸善. 1997. 244p.

最終更新時間:2004年12月09日 22時20分02秒