池内淳氏による講演会

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 概要と経緯

亜細亜大学に2004年12月7日14:30-16:00に、池内淳氏に来ていただきお話をしていただくことが決まりました。これは、先日の2004年度三田図書館情報学会研究大会にて池内氏が行った発表である「公共図書館の貸出規則に関する調査」が、どの図書館にも関係する話であるにも関わらず、1970年代の小規模な調査以降、わが国では調査が行われてこなかった類の話であり、個人的に非常に興味深い発表だという印象を受けましたので、一度、うちの大学に来て、お話をいただけないかお願いし、快くお引き受けいただけた結果になります。時間が1時間以上になっていますので、内容については、必ずしもこの発表に限定されないものとは思います。

せっかくですので、授業を履修している学生だけでなく、興味がありお時間がある方には話を聞きに来ていただけるとありがたく思います。講演開催場所の確保の必要がありますので、よろしければ、agata@asia-u.ac.jpまでメールをいただくか、掲示板に書き込んでいただけると助かります。

 講演テーマ

公共図書館における貸出規則は、単に、利用の促進を図るためだけではなく、資料の利用可能性をコントロールするため、また、市場におけるサービスとの関係を考慮する上での政策的・経営的論点となり得ると考えられますが、これまで、我が国では、図書館振興の観点からしか言及されてきませんでした。
 また、我が国の公共図書館において、自治体における図書館の数、利用形態、蔵書規模、利用される資料の分布といった観点から、妥当な貸出期間や貸出冊数を導き出すといった研究は、これまで、行われていません。
 そもそも、英米の図書館統計等とは違って、我が国では、貸出規則や延滞罰則に関する統計が取られておらず、一部の図書館についての調査事例があるだけで、その実態すら明らかになっていないという現状です。
 そこで、公共図書館のウェブサイトを用いて、各図書館の貸出規則について調査を行うとともに、蔵書が貸出規則に与える影響や、貸出規則が利用に与える影響について考察を行いました。
 講演ではその調査の内容と結果を中心に公共図書館を取り巻く問題について報告いたします。

 講演者


 講演日時

  • 2004年12月7日(火) 14:30-16:00

 講演場所

  • 7号館4階7407教室(50名弱の教室)
    • 教室の具合あるいは機械の調子によっては7402教室に移るかもしれません。



 講演の様子など

講演前の企画者の活動

私は、実は、このような外部講師を招聘しての講演を企画するのは初めてであり、講演者の池内氏に劣らず、粗相がないかとかなり不安なまま当日を迎えました。

今年度は大学の校舎立替が行われており、ただでさえ教室不足のところに、講演が行われたのは火曜4限と混み合う時間帯であったため、7407教室と言う普段はLL教室として使われている教室しか確保できませんでした。参加人数的には普段の授業を行っているパソコン教室でもぎりぎり間に合ったのですが、ディスプレイが邪魔になろうかとディスプレイが机に埋まっており、邪魔にならないはずのLL教室の一つを確保しましておきました。しかし、他のLL教室を見て安心していた自分が悪いのですが、実際には、該当の教室はLL教室とパソコン教室のどちらとしても使うことができるように工夫された特殊な教室であり、結果的に各机のディスプレイが邪魔な教室でした。

一応、朝、この教室の機器の動作確認をしようとしたのですが、その考えはみごとに打ち砕かれ、確認できませんでした。というのも、その教室に入った時点で、プロジェクターの下に情報システム課の方が脚立をおいて何か作業をなさっていたのです。何でも「プロジェクターの調子が悪いらしく、今朝方から何も映らなくなってしまった」ということでした。マーフィーの法則なんてのは昔から言われていることですが、まさかこの日にこのときに私に降りかかるとはなんて不幸なの?キィーっとハンカチでも噛みたい気分を内心に抱えつつ、見た目は単に呆然としておりました。とりあえず、システム課の方は、何とかするようなことをおっしゃっていたので、他の授業もあるし、その場は去りました。ただ、他のプロジェクターが使える教室は空きがないので、一応、いざというときのため、移動式プロジェクターを借りる手続きも確認したりしました。

(ぜんぜん別件の突発的な事故のため、)講演前の時間の私の授業が途中で中止となり、池内氏とは思った以上に早くから打ち合わせや機器の確認ができそうな感じでした。打ち合わせ、といってもは、「今日はよろしくお願いします。講演者の紹介をしましょうか?」「いや自分でするのでいいです」で、速攻で終わりました。時間にして3.5秒ほどでした。しかし、まだ、7407教室は使用中であったため、機器の確認ができず、ちょっとはらはらしておりました。講演場所を前の時間に使用されていた先生は、こんなときに限って熱心な先生であり、休み時間に突入してもまったく終わる気配を見せませんでした。しょうがないので、システム課の方に「あの教室の機器の使い方を教えてください」と頼むようなポーズを見せ、誰も出てこようとしない教室に、システム課の方を先頭に後ろに隠れつつ、乗り込みました。いくつかのやりとりを経て、残っていた先生と学生たちに退出していただいて、いろいろと機器を調整していたシステム課の方に「プロジェクターは使えますか?」と伺いました。雨にぬれた捨て犬のような悲しそうな顔をして、システム課の方は首を振り(まあ、もともとあまりしゃべらない方ですが・・・)、僕は首をうなだれることと相成りました。「でも」とシステム課の方は続け「それぞれのディスプレイには映ります」ということで、うなだれた私の首は一気に復活しました。その後も、一発ではディスプレイに映らないなどトラブルはありましたが、そこらの話は省略します。

講演の写真と企画者の感想

今回の講演についてあらかじめ写真撮影の許可をいただいたのですが、残念ながら撮影者のタイミングが悪く(腕が悪いということです)、あまりよいシャッタータイミングでない写真しかなく、また、講演に気を取られていたため、結果的に二枚しか撮影できませんでした。結果的に以下のような小さな写真でのご紹介となります。

ファイルが存在しません。

講演開始直後の池内氏

まず、気さくな池内さんらしく、カジュアルな服装での講演となりました。自己紹介に次いで、「第一次サンタ問題」[1]というまったく講演テーマとは関係ない話からのスタートでしたので、講演を企画したものとしては、実は内心ひやひやしておりました。また、最初からかなりテンションが高かったので、最後まで持つのかと心配しておりました。しかしながら、その後は、講演テーマとまったく関係ない話題を交互におりまぜ、ある意味で、その強引な展開には少々肝を冷やしつつ、無事、講演は終了しました。

ファイルが存在しません。

講演終了後、質問を受ける池内氏


個人的にはかなりとっつきやすそうなテーマの講演であったにもかかわらず、実際にもう一度学会以外の場所で聞くと、前提となる知識がけっこうあり、図書館関係者以外、つまり学生たちには少々難しいのかなぁ、と思う部分がかなりありましたが、池内氏はできるだけ噛み砕いた丁寧な説明をしてくださり、わかりやすかったのではないかと思いました。まあ、本当のところは、学生たち本人に聞かないと判断はできないところではありますが・・・。

最後に質問時間を設けたのですが、実際に、夏期講習の参加者の方々と長田先生からのご質問しかなく、やはり学生さんたちには難しかったかなぁ、とちょっと心配しました。が、講演終了後、個人的に質問をしにきていた学生がいましたので、それは杞憂だったようです。この写真はそのときのものです。

とにかく、無事終了しました。講演者である池内氏、また、参加者のみなさま、ありがとうございました。

講演資料

  • 学会発表時の資料から少々変更があったということですが、とりあえず、学会発表時のパワーポイントを池内氏自身が公開していますので、そこへのリンクです。
  • http://www.daito.ac.jp/~ikeuchi/ppt/mita2004.html

 ご意見・ご感想など

メールでのご感想

「一言で言えば、面白かったです。とくに、芸風は勉強になりました。」−− Yさん


「(某)大卒の司書仲間から、「面白い授業だよ」とお聞きしていましたが、本当にあっという間の1時間半でした。」−− Sさん


一言ご感想

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  • [1]ご愛息が小学校に入る年になった池内氏が父親としてサンタクロースの存在・非存在に関する問題にどう取り組んでいくかという深い話です。来年以降第二次、第三次サンタ問題が続きそうだということでした。

最終更新時間:2004年12月09日 23時49分00秒