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利用者のプライバシー

 図書館の自由「第3 図書館は利用者の秘密を守る」

1. 読者が何を読むかはその人のプライバシーに属することであり、図書館は、利用者の読
   書事実を外部に漏らさない。ただし、憲法第35条にもとづく令状を確認した場合は例
   外とする。
2. 図書館は、読書記録以外の図書館の利用事実に関しても、利用者のプライバシーを侵さ
   ない。
3. 利用者の読書事実、利用事実は、図書館が業務上知り得た秘密であって、図書館活動に
   従事するすべての人びとは、この秘密を守らなければならない。

  • 読書事実
    • 利用者がどのような本を読んだか

 利用者のプライバシーに関する見解


第3 図書館員は利用者の秘密を漏らさない。
 図書館員は、国民の読書の自由を保障するために、資料や施設の提供を通じて知りえた利
用者の個人名や資料名等をさまざまな圧力や干渉に屈して明かしたり、または不注意に漏ら
すなど、利用者のプライバシーを侵す行為をしてはならない。このことは、図書館活動に従
事するすべての人びとに課せられた責務である。

 メディアの中の図書館

映画「耳をすませば」において貸出カードからある人への想いを妄想する場面

映画「City Of Angel」におけるプライバシー保護の場面

「図書館資料の貸出者が誰であるか」に対する回答として「貸出をしている人は教えられないが返却期限がいつまであるかは教えられる」というもの

ドラマ「ビューティフルライフ」における図書館員が利用者の貸出記録を調べる場面

ドラマ「相棒」における刑事さんの問い合わせに利用者の貸出し記録をすぐに見せる場面



 新聞記事など

  • 協会調べ、公立図書館の1割、利用者情報を警察に。 (日本経済新聞 1996/11/14 朝刊 38ページより)
警察が全国の公立図書館に任意で利用者カードの照会などを求めてきたケースに対し、
約一〇%の館が直ちに調査して回答していたことが十三日、全国の図書館や司書らで
組織する日本図書館協会(東京都世田谷区)のアンケート調査(回答五一%、九百七
十三館)で分かった。
図書館をだれがどう利用したかは公開しないのが原則。同協会の「図書館の自由に関
する宣言」は、令状による捜査だけを例外として認めているが、利用者のプライバシ
ーを無視した安易な捜査協力が行われている実態が明らかになった。
(後略)

 発展的なサービスと利用者のプライバシー

  • Amazonなどでは購買履歴に応じた情報提供を行っている
  • 映画・ドラマにおける図書館では、同じ本を読んだことで出会いが起きている
    • 出会いの場としての図書館?

最終更新時間:2005年05月12日 00時59分27秒