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雑誌の検索

 概要

雑誌を検索するさい前提となることを説明する。雑誌のタイトル検索、所蔵検索、記事検索の違い、記事検索では書誌事項検索と全文検索(オンラインジャーナル)の違いについて述べる。

 メディアとしての雑誌

雑誌とは?

  • 逐次刊行物の一種
  • 雑誌とは、一般的な読書のための逐次刊行物で、異なる執筆者のさまざまな主題に関する記事を含むもののこと
  • 定期刊行物ともいえる
  • 一般雑誌と学術雑誌に分けられる
  • 学術雑誌とは、定期刊行物の一種で、特に学術論文を掲載するもの、および(または)特定分野の研究・開発に関する最近の情報の伝達を行うもののこと

雑誌の特徴

  • 同一タイトル
    • 当初の雑誌の内容や編集方針が継続するかぎり、最初に付けられたタイトルで毎号発行
  • 刊行の継続性
    • 一定に間隔をおいて、終期を予定せずに継続して刊行
  • 内容の速報性
    • 図書は、それまでの知識、情報を概括。雑誌の記事は、新しい研究成果やトピックを速報・解説
  • 複数記事の掲載
    • 一定の編集方針と主題の範囲内で、多様な著者による多様な記事が掲載。個々の記事の内容は、図書と比較して断片的・部分的で分量も多くないが、取り上げられているテーマは最新の内容が深く展開されていて、個々の記事が独立した著作である。
  • 形態
    • 表紙、目次、本文、索引から構成され、形態は図書に類似しているが、図書に比べて簡便な製本であり、形態については新聞と図書の中間に位置している。雑誌は、毎号同じ大きさ、同じ体裁で刊行される。
  • 広告媒体
    • 読者が年齢、職業、男女、趣味などで明瞭に区分されるため、特定の広告対象層に広告を浸透させやすい。
  • 発行の容易さ
    • ある程度の購買者を確保できさえすれば、小額の予算で出版を始めることができる。

一般(雑)誌

  • 発行部数が多く、低価格
  • 教養的・趣味的な内容
  • 児童・学生、女性、家庭、大衆、総合文芸、趣味、専門、ムック、週刊誌など、特定の年代、文化層、趣味層を対象
  • 読者は不特定多数

学術雑誌の特徴

  • 発行部数が比較的少なく、高額、学協会の会員のみに頒布する場合が多い
  • 研究者のオリジナルな論文を掲載
  • 個々の記事の独自性が高く、雑誌は単なる入れものとしての性格が強い
  • 購買者は、学術研究機関、研究者、図書館など
  • 種類
    1. 速報性に重点を置いたニュース誌やレター誌
    2. 流通の区分による会議録や予稿集
    3. 内容によって論文誌、会報、解説誌などの一次資料
    4. 索引・抄録誌、コンテンツ誌といった検索のための二次資料
    5. レビュー誌

  • 査読制度(レフリー制度)
    • 投稿された原稿が、査読者(学術雑誌の運営側から依頼された、同じ分野の研究者)によってその雑誌に相応しい研究内容であるか、論文としての完成度があるか、が審査されること。査読を経た後、投稿原稿は採用・不採用・条件付採用とされる。
    • 投稿者の名前は査読者に知らされ、逆に査読者の名前は投稿者に知らされないシングルブラインド制が主流であるが、どちらに対しても名前の伏されるダブルブラインド制で査読が行われている雑誌もある。
    • レフリー制がある=学術雑誌?
    • [参考]Wikipedia「査読」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%BB%E8%AA%AD

 雑誌のタイトル検索、所蔵検索、記事検索の違い

(雑誌)タイトル検索
雑誌記事ではなくタイトル各誌についての書誌事項を検索すること
所蔵検索
雑誌各誌がどこの図書館に所蔵されているかを検索すること
記事検索
雑誌に収録された記事がどの雑誌のどの号のどの部分に収録されていたかを検索すること。あるいは、その全文を検索すること。

 書誌事項検索と全文検索(オンラインジャーナル)の違い

書誌事項検索
雑誌記事の書誌事項を検索すること。現物を入手する必要がある場合には、検索のあとで、所蔵を調べることになる。
全文検索
検索した記事そのものを入手できる検索サービスのこと。キーワード索引が全文から作成されている場合には、検索結果が多くなるため、かなり絞り込んだ検索式が必要となる。その場で現物が入手できるため、図書館など現物入手ができる施設に行かずともすむ。

最終更新時間:2006年05月19日 09時26分01秒