トップ 新規 編集 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

一次資料と二次資料

 一次資料と二次資料

文学や歴史などのほかの分野での分け方とは異なることに注意すること。

二次資料

  • 必要な資料や情報をより早く的確に検索あるいは利用できるように、加工・要約・編集したもの
  • 例)
目的 資料
解説が中心 事典、辞書、便覧、ハンドブック、図鑑、年鑑、総説、レビュー
検索が中心 目録、書誌、索引、抄録誌、書誌の書誌
  • 近年、多くの二次資料が電子化されており、そのなかの多くのものがインターネットで提供されている

一次資料

  • 「それ自身で完結したオリジナルな情報を収録している資料」(図書館用語集より)
  • 二次資料があってはじめて一次資料
  • 例)図書、雑誌、原著論文、報告書、会議録、テクニカルレポート、特許資料など

三次資料

  • 二次資料を加工したもの
    • 一次資料と二次資料の考え方(一次資料を加工したものが二次資料)と同様な形で、二次資料に対応した三次資料ということを考える場合がある
    • ただし、ほとんどの場合、三次資料とはせず、二次資料

0次資料

  • 一次資料、二次資料、三次資料の考え方によれば0次資料も考えることが可能?

問題

  • なぜ二次資料の多くが電子化されることになったのか?

辞書的な定義[1]

  • 一次資料【いちじしりょう】primary source
    • 二次資料の収録もしくは加工の対象となった原資料。資料をその機能から区分する際に、オリジナルな情報を生成する「一次資料」と、それを加工、編集した「二次資料」という区分が一般的になされている。しかし、オリジナルか否かの判断の基準は明確ではなく、むしろ二次資料の情報源となるもの、さらには二次資料ではないという相対的な意味でこの語は使われている。図書や雑誌論文といった刊行形態を主たる特徴とする資料区分とは異なる観点の区分である。雑誌論文には、オリジナルな成果を発表する原著論文も、二次資料とされるレビュー論文も含まれている。歴史学で用いられる「一次史料」とはまったく異なる。

  • 二次資料【にじしりょう】secondary source
    • 一次資料を対象として、それを編集、加工した資料。大きく<1>一次資料を見付け出すための検索ツール(書誌、目録、抄録誌、索引誌など)、<2>一次資料を編集、整理したり、その内容を取捨選択し、評価を加えたりした資料(百科事典、ハンドブックなど)とに分けられる。<1>のみを指して二次資料と呼ぶ場合もある。一次資料、二次資料といった区分は理念的、相対的であるが、図書館の実務においては、資料の別置をするための便宜的な区分として利用される。

  • 三次資料【さんじしりょう】tertiary source
    • 二次資料を編集したり加工したりした資料。具体的には、二次資料である書誌を探すための「書誌の書誌」や、レファレンスブックの内容を紹介したレファレンスブックの解題書誌などを指す。年鑑や名簿、あるいは教科書を三次資料と呼ぶ場合がある。このほか、資料の綿密な検討と評価が行われていて、現在では◆Gmelins Handbuch◆、◆Beilstein Handbuch◆と呼ばれている、無機化学分野の◆Gmelins Handbuch der anorganischen Chemie◆(初版1819)や有機化学分野の◆Handbuch der organischen Chemie◆(初版1918)も三次資料の例とされている。
  • [1]日本図書館学会用語辞典編集委員会編. 図書館情報学用語辞典. 東京. 丸善. 1997. 244p.

最終更新時間:2005年05月12日 01時04分54秒