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エンサイクロペディア・クトゥルフ

 調査責任者

狂信者S+いの

 資料の書誌事項


書名(タイトル)

エンサイクロペディア・クトゥルフ

著者名

ダニエル・ハームズ 著
坂本雅之 訳

出版地

東京

出版者

新紀元社

出版年

2007

ページ数

343 p

大きさ

縦21cm×横15cm×厚さ2cm

ISBN

9784775305317

その他の書誌事項

補遺A:『ネクロノミコン』の歴史
補遺B:『ネクロノミコン』の所蔵場所
補遺C:『ネクロノミコン』の内容
補遺D:クトゥルフ神話年表
参考図書一覧

定価1800円(税別)

 資料の特徴

クトゥルフ神話を構成する本、神、人物、場所、といったデータをまとめ、整理・分析したもの。
各項目は日本語表記に即して50音順に並べられ、英文表記を併記している。
また、各項目の最後には関連する語句や、参照が推奨される項目「→」の後にで記されている。
また、その語句が登場した作品も「参」の字の後に記されている。

「本書の使用法」「クトゥルフ神話の固有名詞の発音」といったこの本独自のページがある。
もくじはあるが索引はない。
見開きページの右上にそのページに書かれている言葉が表記されているが、50音のどの文字がどこから始まるのかという表記はない。
言葉の説明で使用されている挿絵等はほぼない。
ハードカバーでないため辞書のように見開きで置いておけない。

収録範囲

H・P・ラヴクラフトが怪奇小説を書き始めたとされる1917年から、出版年である2007年に至るまでの間に多くの作家によって生み出されたクトゥルフ神話に関する小説、ゲーム、ノンフィクション、コミック、映画、テレビ、オカルト作品に登場する用語(本、神、人物、場所等々)の内、特別有名なもの、複数の作品に登場するもの、その他収録に足るとされたものが網羅的に収録されている。

使い方

索引が無いので、調べたい語句を50音順に並んでいる本書の中から探し出して調べる。

 資料の想定される用途

クトゥルフ神話に関する用語の参考資料
クトゥルフ神話TRPGにおける使用方法:探索者の資料、魔導書「ネクロノミコン」の代用、短時間の燃料、非常時の武器

クトゥルフ神話TRPGを行うにあたってプレイヤー(探索者)の設定を盛り込みたい場合。
クトゥルフ神話に関する用語の理解を深めたい場合。

 この資料に類似した資料

リン・カーター著「クトゥルー神話の神々」、「クトゥルー神話の魔道書」(いずれも1956年)

サンディ・ピーターセン、リン・ウィリス著 中山てい子、坂本 雅之(翻訳) 「クトゥルフ神話 TRPG (ログインテーブルトークRPGシリーズ)」(2004)

 資料に対する調査者の印象

索引が無い、50音順表記なのに人名の表記法が一般のものと違う
(「ランドルフ・カーター」が「カーター、ランドルフ」と表記されているので「ら」ではなく、「か」で調べなければならない)、
そもそも日本語訳には多数の説がある(「Colour out of Space」は「宇宙からの色」とも「異次元の色彩」とも訳されている)、
という辞典としては致命的な欠点を抱えているが、その収録内容は現在判明している『ネクロノミコン』の内容や、千貌の魔神の化身一覧、未翻訳資料の情報など、かゆいところに手が届くものであり、クトゥルフ神話の百科事典としての完成度は高いものだと思われる。
しかし、図書館でレファレンス資料として使われることはまずないであろう。

もくじはあるが「50音のどの文字がどこから始まるか」や、索引がないため情報がどれだけつまっていても目的の情報までたどり着くのが大変だと感じた。
クトゥルフ神話に興味がない、ホラーやオカルトが苦手な人はそもそも読まないし、もし興味があっても文字ばかりの本なのでイメージもしにくい。そのため情報源としては非常に使いにくい。

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最終更新時間:2018年11月27日 02時34分37秒